QOLを求めて

Quality Of Lifeの向上を求めてやれることをやっていきます。

【読書メモ】投資としての読書

投資としての読書」という本を読んだので読書メモを残しておく。

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本を読み始めたモチベーション

著者は本山裕輔という方で、この方はXで書評をポストしているのだが、とってもわかりやすい。
私は本を読むのは好きだが、読んだ内容は割とすぐに忘れてしまうため、本山さんと同じ様に整理できれば知識として定着させることができるのではと思ったので読み始めた。

学んだこと

アウトプット先行の読書

読書を始める際に闇雲に読み始めるのではなく、自分の抱えている課題・疑問に対して読書を始めるということ。
たとえば、システム開発に対して知識を得ようと読書をする場合でも、いきなり本を読み始めると、システム開発の全体像はわかるだろうが、おそらく知識は定着しないし、本当に重要なポイントを見落とす。
それに対して、まずシステム開発の現場に入り作業を始める(アウトプットを先行する)。そうすると自分が理解できていないことや「こういう場合どうするの?」という様な課題・疑問が明確になる。その状態で読書を始めると効率よく知識を吸収できるし、血肉となりすいということだ。
他の読書法の本にも似た様なことは書かれていて、「ふーんなるほどな」と思っていたのだが、本書でその文章を読んだ際に「これは実践すべき」と思えた。おそらく、自分は読書をすること(アウトプット)はできており、課題(知識が定着できない)が明確化されているため、吸収しやすい状態にあったのだと思う。
そんなわけで、読みながらも効果を実感できたため、この方法は今後も実践していこうと思う。
また、日々自分の抱えている課題・疑問を観測してメモしておくことが有用だと思う。

読書後のまとめの重要性

下部に添付した画像の様に、読書し終わった後に「要点」をペライチにまとめておくことで改めて見直す際に要点がすぐわかるし、何よりまとめる作業で知識の整理および定着化ができるということだ。
ペライチにまとめるということは、情報をかなり厳選しないといけない。となると、めちゃくちゃ頭を使うし、時間もかかる。
しかし、そうやって苦労することで「自分にとって本当に重要な部分」だけを抽出できるし、文字に起こすことで自分の理解が曖昧だった部分に気づける。さらにはこの作業は知識の定着化にもつながる。
ただ、これが意外と難しかった。詰め込める情報量が少ないため、自分が重要だと思った箇所を削ぎ落としてしまうことにもなりかねない。
対策として、ペライチにまとめる技術が向上するまでは1段階目としてマインドマップに気になった箇所を全部書き出し、それを元にペライチにまとめるという方法を試してみようと思う。

あとがき

読書メモを書くのがほとんど初めてであるため、だいぶ苦労した。これを書くのに1時間ぐらいかかっている。 大変ではあるが、続けていって上手な文章をスラスラと書ける様になりたい。